株式投資は美人投票である
経済学者であるケインズの「美人投票の理論」です。株式投資をしている方や株に関心がある方はこのケインズの美人投票理論は何度も耳にしている方も多いと思います。
ケインズが言う美人投票とは、
自分が美人だと思う人に投票するのではなく、みんなが美人だと思う人に投票するということなのです。
例えば、とある美人コンテストであなた審査員として1票投票できるとします。さらにこのコンテストで1位になった人に投票していた審査員全員に現金のプレゼントがあるとします。そのときあなたは
自分が美人だと思う人に投票をしますか?それともみんなに支持されて1位になりそうな人に投票しますか?
自分の資産を増やすという視点で考えれば間違いなく後者でしょう!銘柄選びにおいても、自分がどれだけ惚れこんだ銘柄であっても、他の投資家がその魅力に気づかなければ買い手がいないのでいつまでたってもなかなか上昇はしません。独りよがりに近い自分目線で銘柄を選ぶより、他の投資家が良いと思っている銘柄を自分も買ったほうが効率のより投資方法になるということをケインズは言っているんです。
しかしこの美人投票理論は、短期投資であればあるほど理にかなったものである一方、投資期間が長期になればなるほどあまり当てはまらなくなると思います。
デイトレードや保有期間が数日から数週間などの投資期間が短いものは、目先の株価が上昇するかどうか重要であり、その企業の業績や将来性などはの重要性は(無視はできませんが)低くなりがちです。
芸能人で言えば、大きなブレイクは無いもののこれからも堅調に成長していくであろう人物ではなく、1年後いや、数ヵ月後には消えている一発屋かも知れないけど、今が旬の芸能人。短期投資もそういう旬の銘柄に投資するのが効率的だと言えます。
一方、将来性などを見込んだ年単位の期間での長期投資をする場合は、美人投票の理論はかなりく無視できると思います。
長期投資であれば、業績や将来性のいい銘柄を、誰にも注目されていないとき(=株価水準が低い時)に、しっかり仕込む方がいいような感じがします。
今多くの人から支持されている銘柄は、=株価がある程度上昇しているということでもありますからね。
長期投資には、一発屋の様なブレイクやブームのような大きな人気の上下の波(=株価の波)は必要なく、じっくりと会社と株価が成長していってくれればいいのです。